自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題です。岸田総理は、安倍派の閣僚4人を事実上更迭する人事を行い、新しい閣僚を任命しました。広島の反応です。
岸田総理
「国民の信頼回復のために、『火の玉』となって自民党の先頭に立ち、取り組んでいく」
自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐっては、議員側が派閥からキックバックを受け、一部は政治資金収支報告書に記載せず、裏金にしていた疑いがもたれています。
岸田総理は14日、安倍派の閣僚4人を事実上更迭し、林前外務大臣ら新しい閣僚を任命しました。
こうした動きについて広島では…
自民党広島県連 中本隆志 会長代理
「今回のパーティー券の問題だが、私は安倍政権の膿が完全に出し切れていないまま、政権運営が行われていた。ここに問題がある。誰かの都合でルールが勝手に曲がった解釈の中で、政治家個人に何でも使える金として渡るというのは、私たちにとって全く理解ができない。いい加減にしてもらいたい」
まちの人
「言葉にならない。生活が苦しくなる一方、税金も上がる。せっかく広島では、G7サミットで活気づいてきた時に、問題が出るのはどうなのかな」
「問題が出ていることに対して、あいまいな回答しているのが絶対よくない。原因を究明して、再発防止を打ち出していかないと変わらない」
「大問題です。（岸田総理に）すごく期待していたが、がっかりした。応援はしたいが、あまりにも問題になっているから、皆さんが許さないのでは」
「一時は（問題が）収まるかもしれないが、5年もしないうちに出てくるのでは。さらに巧妙になると思う。尻尾をつかまれないように…。みんなで声を上げるしかない、方法がない」
