拘束戦闘員の多数民間人か イスラエル、下着姿問題視

 【エルサレム共同】イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの戦闘員として拘束した人々の中に、多数の民間人が含まれていたとみられることが分かった。下着姿で拘束していたことも問題視され、軍は対応に追われている。イスラエルメディアが14日までに報じた。

 ガザでは最近、男性が軍に一斉摘発され、下着姿で拘束される様子を撮影した写真や映像がネット上に出回った。目隠しをされ、手を縛られて行進させられる様子を写したものもあった。イスラエルメディアは「イスラエルの拘束手続きへの懸念や人権侵害との疑念が生じている」と伝えた。

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