サツマイモ基腐病 面積78ヘクタール 雨量多く昨年より増 宮崎県内、10月末時点

 甘藷(かんしょ)の葉や茎が変色し腐る「サツマイモ基腐(もとぐされ)病」について、県内の発生面積が10月末時点で78.0ヘクタールだったことが14日、分かった。全体の栽培面積に対する割合は2.7%で、前年同期から2.0ポイント悪化。県農産園芸課は「昨年より雨量が多く、発病しやすかった。全体的には減少傾向にある」と分析している。同日、宮崎市で開いた県サツマイモ基腐病対策会議で報告した。

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