サッリ、“鬼門”となっているCL決勝トーナメント1回戦でバルサとの対戦を希望「過去に対戦したことがない」「素晴らしい経験になる」

写真:ラツィオを率いて3シーズン目となったサッリ監督

日本代表MF鎌田大地が所属するラツィオは2シーズンぶりに参戦しているUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でグループEをアトレティコ・マドリードに次ぐ2位で勝ち抜き、決勝トーナメント進出を決めている。

CLのレギュレーション上、決勝トーナメント1回戦の対戦相手は同国クラブ、グループステージで対戦したチームとの対戦は回避され、グループEを2位で通過したラツィオはアトレティコ・マドリードを除くグループA〜Hの1位通過チーム(計7チーム)と対戦する可能性がある。

ラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督はCLグループステージ第6節、アトレティコ・マドリード戦後にイギリス『Sky Sports』のインタビューに応じ、決勝トーナメント1回戦での対戦相手の希望を明かしている。

「1回戦ではバルセロナとの対戦を望んでいる。監督としてバルサと対戦したことはないから、実現すれば素晴らしい経験になる」

サッリ監督はCLにおいて決勝トーナメント1回戦を突破したことがなく、ナポリ時代に1度、ユベントスを指揮して2回、そしてラツィオでの1年目のシーズンにグループステージを突破しているが、いずれもラウンド16で敗れサッリ監督にとっては“鬼門”となっている。

ラツィオ所属の鎌田にとってはアーセナルの冨安健洋、レアル・ソシエダの久保建英との日本人対決が実現する可能性があり、CL決勝トーナメントでの日本人対決が実現すれば2010ー11シーズンで内田篤人のシャルケ04と長友佑都のインテルが対戦して以来13年ぶりとなる。なお、決勝トーナメントの抽選はスイスのニヨンで現地時間12月18日の12時(日本時間18日20時)に行われる。

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