旅行や衣替えでの衣類収納は、なるべくシワなく、コンパクトにまとめたいですよね。
ネット記事やSNSでは、さまざまな収納方法が紹介されていますが、今回、もっともコンパクトに収納できる方法を発見しました!
しかも、紹介しているのは警視庁警備部災害対策課。一体どんなたたみ方なのでしょうか。
ここでは「ミリタリーロール」と呼ばれるシワなくコンパクトにたためる方法を動画付きで解説します。旅行や衣替えの機会に、ぜひ試してください。
X(旧Twitter)で話題になった“ミリタリーロール”って?
警視庁警備部災害対策課がX(旧Twitter)にアップしたことで、話題になった“ミリタリーロール”。実際に軍隊で使用されている服のたたみ方であることから、ミリタリーロールと名付けられました。
コンパクトに折りたたんで収納できるだけでなく、カバンの中で崩れずシワになりにくい点も高評価の理由です。
衣替えや旅行など日常生活にも使える!
警視庁のX(旧Twitter)にも書いてある通り、ミリタリーロールは、災害時の持ち出し袋での収納はもちろん、旅行や普段の収納にも使えるライフハックです。
後ほどたたみ方をご紹介しますが、ミリタリーロールは、崩れにくさもポイント。最後にくるっとまとめるので、普通にたたんで収納するより崩れにくいという特徴があります。
また、1着の洋服をくるっと小さく折りたためるので衣替えにも重宝されること間違いありません。普通のたたみ方のように重ねて収納ではないので、服の種類を一目で確認しやすく、無駄な買い物も抑えられそう♪
どうやってたたむ?ミリタリーロールのやり方を動画付きで分かりやすく解説
ミリタリーロールのたたみ方は簡単!たたみ方は以下の通りです。
1:洋服を広げ、裾部分を10cm程度外側に折り返す。
2:洋服の横幅の1/3(襟ぐり)を目安に折りたたむ。いつも洋服をたたむ感覚よりやや狭くたたむイメージ。
3:反対側も同じようにたたみ込む。幅は、襟ぐりの幅をイメージすると失敗なくたためます。
4:襟の方からクルクルと折りたたむ。
5:最初に折り返した裾部分を全体に被せる。
実際に試す前は「なんだか面倒くさそう」「普通にたたんだほうがコンパクトで簡単なのでは…?」と疑っていた筆者。
しかし、実際にたたんでみると、かかった時間は1着たった30秒前後。想像以上に簡単で、スムーズにたためました!
クルクル、カポッと洋服がまとまるのが気持ちいい〜!小さなお子様でも簡単にできるので、親子で一緒に整頓するのも楽しいこと間違いありません。
薄手の半袖、厚手の半袖、冬用で襟元が詰まった白Tなどいろいろ試してみましたが、どれもきれいにたためました。
洋服の材質や半袖長袖に関係なく、シワなくきれいにたためるのは嬉しいですよね。
違いにびっくり!実際にどれくらい小さくなった?
「ミリタリーロールは、旅行や衣替えにも便利!」とのことで、実際にどれくらいコンパクトにたためるかを検証しました。
今回、薄手の半袖で検証したところ、サイズは横17cm×直径6.5cmでした。
普通にたたむと、大きさは縦23cm×横25cm×高さ1cm。収納場所の幅の取り方が違うので、どちらが良いと一概に言えませんが、ミリタリーロールは1つをコンパクトにまとめたい時におすすめの方法です。
また、今回試したポリエステルのような薄くてやわらかい生地は、普通にたたむと崩れやすいのが難点です。しかし、ミリタリーロールなら、くるっと折りたたむのでカバンやタンスの中で崩れる心配がありません。
旅行荷物もミリタリーロールで省スペースに
ミリタリーロールは旅行にも便利とのことで、旅行に行くことを想定して検証しました。
筆者は、1〜2泊の小旅行であれば、厚手の洗濯ネットを衣類ケースに使用します。今回は、いつも使っている洗濯ネット兼衣類収納袋に入れてみました。
今回はタイプの違う3種類のトップスを入れてみましたが、どれも均一のサイズになるので、まとまりが良くなりました。
1枚を引っ張り出した時に、他の衣類が乱れてしまうプチストレスも軽減され、その結果、衣類にしわが寄ってしまうことも防げます。
キャリーケースでも、重ねて収納するより取り出しやすく、崩れないのは嬉しいポイント。
調べてみると、トップスだけでなく、ボトムスも同様にミリタリーロールを使えるそう!裾部分ではなく腰部分を折り返して、最後にくるっとまとめると、トップスと同様の形に整えられるので、コンパクトに、見栄えよく収納できます。
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ミリタリーロールは、軍隊が活用しているたたみ方というだけあり、コンパクトで実用性を考えられたたたみ方でした。
旅行や衣替えは、ミリタリーロールで衣類を〈きれいに・シワなく・見やすく〉収納してはいかがですか。
(ハピママ*/ Nagi)