栃木県内でもインフル感染者の増加続く 12月4日から10日までで2811人感染 咽頭結膜熱も警報レベルに

 

インフルエンザの12月4日から10日までの1週間に報告された感染者の数は2811人で、1つの医療機関あたり36.99人でした。感染者の数が前の週より増加していて、栃木県は警報を継続し感染防止対策を呼びかけています。(※前週は27.66人)

 年代別では、多い順に10歳未満が1354人、10代が906人、40代が157人30代が156人となっています。

 また、県教育委員会によりますと12月4日から8日までの5日間で、県内の公立の小学校や中学校、それに高校の延べ112校で学級閉鎖などの対応が取られました。

 新型コロナウイルスの感染状況は、12月4日から10日までの1週間に報告された感染者の数は298人、1つの医療機関あたりでは3.92人になり増加傾向が続いています。(※前週は2.84人)

 クラスターは、医療機関で2件、高齢者施設で2件、障がい者施設で1件確認されました。

 また、風邪の一つ咽頭結膜熱も感染者の増加が続いています。12月4日から10日までの1週間に報告された感染者の数は158人でした。1つの医療機関あたりでは3.29人となり県内で統計を取り始めた1999年以降、初めて「警報レベル」の目安となる3人を超えました。特に宇都宮市では5.73人、県南地区は4.36人と警報が続いています。

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