わいせつで陸自隊員2人懲戒免職 練馬駐屯地、天幕中で後輩女性に

 陸上自衛隊練馬駐屯地(東京都練馬区)は15日、後輩の女性隊員2人にわいせつな行為をしたとして、第1後方支援連隊の、30代の男性3等陸曹と20代の男性陸士長を懲戒免職とした。

 練馬駐屯地によると、3等陸曹らは演習場で訓練後の2021年2月9日未明、女性隊員2人が宿泊していた天幕の中で、それぞれ女性隊員の体を執拗に触った。

 天幕内で飲酒中だったといい、いずれも「酒に酔っていて覚えていない」と話している。女性隊員の1人が職場に被害を申告して発覚した。刑事処分について、駐屯地の広報担当者は「回答する立場にない」として明かさなかった。

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