東証反発、一時400円超高 午前終値は3万3080円

東京証券取引所

 15日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。前日終値比の上げ幅は一時400円を超えた。前日の米国株上昇を好感した。外国為替相場の円高ドル安進行が一服したことで、輸出関連企業の業績下押し懸念も和らいだ。

 午前終値は394円12銭高の3万3080円37銭。東証株価指数(TOPIX)は17.64ポイント高の2338.99。

 前日の米国市場では、米景気の先行きに対する期待感が広がり、ダウ工業株30種平均が連日で過去最高値を更新するなど主要な株価指数がそろって上昇した。15日の東京市場でもこの流れを引き継ぎ、半導体関連株や自動車株を中心に買い注文が膨らんだ。

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