インフルエンザ 警報レベル続く 今シーズンの学級閉鎖等の数が1000施設を超える 岡山

岡山県は15日、定点把握に基づく直近1週間(12月4日から12月10日)のインフルエンザの感染状況を発表しました。

指定する84の医療機関から報告があった感染者数は2923人(前週2650人)で、1医療機関当たり34.80人(前週31.55人)でした。発生レベルとしては4段階のうち最も高い「レベル3」が続いています。地域別では、備北地域(1医療機関当たり53.17人)が急増していて、倉敷市(41.31人)と岡山市(38.32人)の順に多くなっています。

年齢別では10~14歳の割合が23%と最も多く、次いで7~9歳(19%)となっています。

また、1週間で、9幼稚園、116小学校、46中学校、13高校など、あわせて186施設(前週143施設)で学級閉鎖などの措置が取られ、2304人が欠席しました。今シーズン学級閉鎖などした学校や施設は、累計で1041施設になりました。

岡山県は1日、県内全域に「インフルエンザ警報」を発令しています。

一方、岡山県の新型コロナウイルスの感染者数(12月4日から12月10日・定点把握)は、感染者数253人(前週182人)、1医療機関あたり3.01人(前週2.17人)でした。

12月13日時点の入院患者数は158人(前週88人)となっています。うち重症者は2人となっています(前週0人)。

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