アルテタ監督、離脱が続くトーマスの復帰時期に言及「非常に順調に回復しているが……」

写真:復帰に近づいているトーマス

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、ケガによる欠場が続いているガーナ代表MFトーマス・パーティの復帰時期について言及した。イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。

パーティは2度にわたる筋肉系のケガで今シーズンの大半を欠場しており、これまでに公式戦通算5試合、わずか341分間しかプレーしていない。

アーセナルは今週末にプレミアリーグ第17節ブライトン戦、クリスマス直前の12月23日には第18節リヴァプール戦を控えている。アルテタ監督はリヴァプール戦でのトーマス復帰の可能性について問われた際、次のように答えている。

「出場できるかどうかは分からない。ケガの回復具合は非常にいいが、復帰時期を考えるのは時期的には少し早い」

「もしリヴァプール戦に出場できるとすれば、信じられないほど早期の復帰ということになる。我々は待たなければならない。戦力は不足しており、現状で5人の主要メンバーが起用できない状況になっている。それでも戦い続けなければならない。パーティの資質はアンフィールドでの激突に非常に有益だと思われるが、年明けに復帰するのが現実的だ。ただ、2024年に入って早々はアーセナルでプレーできない可能性が高い」

最後の文脈は、トーマスがアフリカネイションズカップに出場する可能性を示唆するものだ。同大会出場に向けては当然ながらフィットネス面が疑問視されているが、最近になってガーナ人ジャーナリストのサミュエル・ジガー氏が、アーセナルのトレーニング施設内でフィジカルトレーニングに励むトーマスの動画を自身のXで公開。

動画にはトレッドミルでのランニングやボックスジャンプ、片足立ちなどのトレーニングを行う様子が映っており、リハビリが順調に進んでいることがうかがえる。『フットボール・ロンドン』は、アーセナルが2023年中に戦う残り4試合のうち1試合でトーマスが復帰することをアルテタ監督が望んでいるのではないかと結んでいる。

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