今週は気温のアップダウンが大きくなっているが、今週末も激しい寒暖差に注意が必要だ。土曜日は気温が高く、この時季としては暖かい所が多いが、日曜日になると気温が急降下。特に西日本を中心に厳しい寒さとなりそうだ。たった一日で10℃以上の気温差になる所もあるため、服装選びや体調管理にはくれぐれも気を付けたい。
土曜日は秋の暖かさ
きょう15日(金)は西日本を中心に気温が高く、宮崎県日向市では26℃を超えたが、あす16日(土)は全国的に平年を上回る気温となりそうだ。最高気温は東日本や東北ではきょうより大幅に高く、寒さは解消される見通し。全国的に11月中旬から下旬並みの気温となりそうだ。
天気はスッキリと晴れる所は少なく、東北から沖縄にかけては曇りや雨となる見込み。北海道はきょうと同じくらいの寒さで、昼前後から雪となりそうだ。
日曜日は気温急降下 真冬並みの寒さ
あさって17日(日)になると一転、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、上空に強い寒気が流れ込んでくる。全国的に冷たい北よりの風が強まり、各地で気温が急降下する見込みだ。
特に気温の下がり方が激しいのが西日本で、岡山や鳥取、高松など、土曜日との最高気温の差が10℃以上になる所もある見通し。日中でも一けたの気温になる所が多いため、万全な寒さ対策が必要となる。ただ、北海道に関しては、土曜日よりも日曜日の方がやや気温が高くなりそうだ。
日本海側は広く雪 北陸や北日本は大荒れのおそれ
天気は日本海側では山沿いだけでなく、平野部でも雪になる所が多くなりそうだ。風が強く、ふぶきとなるため、車の運転などは注意が必要となる。特に北陸から北の日本海側では雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなる所がある見込み。また、同じような所に雪雲が流れ込み続けるおそれがあり、大雪になる所もありそうだ。大雪や暴風雪、高波に警戒が必要だ。
一方、太平洋側では晴れ間のでる所が多いが、北よりの風が強く、風冷えとなる見通し。また、強い風にのって、九州南部や四国でも一部、雪雲が流れ込むかもしれない。
