119番通報の住所聞き間違え、救急車の到着遅れる 京都の消防、容体に影響なし

京都府亀岡市

 京都中部広域消防組合消防本部は15日、京都府亀岡市内で救急車の現場到着が約9分遅れたと発表した。通報を受けた際に指令課の職員が住所を聞き間違えたのが原因で、遅れによる容体への影響はなかったとしている。

 同課によると、14日午前1時25分ごろ、同市河原林町の80代女性の家族から「おなかを痛がっている」と119番があった。職員が住所の小字を間違って伝え、救急車は東約280メートルの別の民家に到着したという。

 同課は「通報時に隣人宅や目標物の確認を徹底し、再発防止に努める」としている。

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