国安処、海外逃亡の5人を指名手配

警務処国家安全処は12月14日、今年7月に第1陣8人を指名手配したのに続き、海外逃亡した第2陣の男女5人(鄭文傑、許穎●、邵嵐、霍嘉誌、蔡明達)の指名手配を発表した。12月15日付香港各紙によると、5人には100万ドルの懸賞金が掛けられている。さらに警察は13日、オンライン加入者プラットフォームを通じて羅冠聡氏と許智峯氏に1万~12万ドルの資金を提供したとして4人を逮捕した。特区政府と駐香港国家安全公署は、香港警察による法律に基づく5人の逮捕を断固支持する声明を発表し、国家の安全保障を脅かす反中乱港分子の活動を防止、停止、処罰する効果的な方法であると指摘した。

警察国家安全処が1人当たり100万ドルの懸賞金で指名手配した5人のうち、鄭文傑氏(33歳男性)は在香港英国総領事館の元職員で、2020年8月~22年6月に政治組織「避風駅」「英国港僑協会」「香港影子議会」を設立し、ソーシャルメディアを通じて繰り返し「香港独立」を鼓吹してきた。鄭氏はまた香港当局者や司法関係者への制裁を外国に繰り返し要請したと指摘されている。 2019年、鄭氏は深セン市から香港に戻った際に連行されたと報じられ、その後、中国本土メディアは売春で行政拘束されたことを認めた同氏の映像を公開した。【●=女へんに亭】

© HKP