ボクシングのスーパーバンタム級2団体王者の井上尚弥(大橋)が15日、もう1人の同級2団体王者のマーロン・タパレス(フィリピン)との主要4団体王座統一戦(26日・有明アリーナ)に向け、横浜市の大橋ジムで取材に応じ「何でもできる器用な相手と見立て、トレーニングしてきた。前回のフルトン戦より良い仕上がり」と充実した表情で話した。
シャドーボクシングやサンドバッグ打ちの軽めの練習を公開。スパーリングは14日に終了し、4人のメキシコ選手と計116ラウンドを消化した。回数は以前の試合前よりも多めで「タパレスも一発での番狂わせを狙ってくる。気を引き締めないと」と語った。