香港の航空産業発展を国家が支援

中国民用航空局と中国商用飛機有限責任公司(COMAC)の全面的な支援により、国産航空機C919とARJ21が初めて香港を訪問し、民用航空局と空港管理局は12月13日に歓迎式典を行った。14日付香港各紙によると、李家超・行政長官は「国家民間航空機の香港訪問は香港の航空産業の発展と航空ハブとしての役割を重視する姿勢を反映している」と述べた。李長官は香港がC919の審査とパイロット訓練に参加する要員を派遣できたのは幸運だったと述べ、上海から香港に飛んだC919便のパイロットの1人は審査のために香港から派遣された飛行専門家であり、また、そのパイロットの1人でもあったと説明。航空愛好家や写真愛好家にこの機会を捉えて「美しい写真をたくさん撮ってほしい」と呼び掛けた。

李長官はスピーチの中で、まず中国民用航空局と中COMACに感謝の意を表し、中国が独自に開発した民間旅客機2機が初めて香港を訪問したことは、香港の航空産業の発展と国際航空ハブとしての役割に対する支援を反映しており、また東洋の真珠である香港が新たな飛躍を遂げることも象徴していると指摘した。

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