廿日市市のスキー場が県内の先陣を切ってオープン

廿日市市内のスキー場が、県内の先陣を切って営業を始めました。広島市を除く県内各地は10月から11月並みの暖かさとなりましたが、県内は16日の夜から急速に冷え込むと見られます。

三次市は18度余り。北広島町大朝は19度近くと12月の観測史上最高を記録するなど、暖かい1日となりました。

そんな中、廿日市市吉和の「めがひらスキー場」がオープンです。

こちらの最高気温も約16度と暖かめ。それでも、3つのコースで人工造雪機20台を動かして例年並みの開業にこぎ着けました。ゲレンデでは、初滑りを待ちかねた人達が早速シュプールを描いていました。

■スキー客

「楽しみで楽しみでしょうがなかったので、開いてくれて最高です。寒波が来てくれないと僕たちのシーズンじゃないので」

「すごい楽しみにしてました。もうちょっと(雪が)降ってほしいですね」

暖冬の予想が出る中、県内で一番早く営業を始めた支配人に今シーズンへの期待を聞きました。

■支配人

「今週に入ってから雨が続きましたので、オープン出来るかどうか不安の中で何とかきょうを迎えることが出来たということで一安心している。(来週は)少しでも雪が降ってくれることを望んでいる」

気象台によると、16日の夜から17日にかけて県北を中心に雪が降ると見られ、関係者らはコロナ禍開けのシーズンに期待を寄せています。

(2023年12月15日放送)

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