意外に気づきにくい「男性の浮気」をタイプ別に解説!

「彼に浮気されたけれど、原因がよくわからない」「最近、彼が何か隠しているみたい」そんな不安な経験をもつ女性は少なくありません。二人で話し合うのが一番ですが、ストレートに聞くのはなかなか難しいものですよね。

そこで今回は、男性の浮気をタイプ別にカテゴライズ。それぞれ解説してみました。

「自分の市場価値お試し」タイプ

お付き合いしている中で、彼が自分に興味をなくしているように感じた時に発生するのがこのタイプ。彼女がいる今の自分にどれだけの男性的魅力があるのか知りたくなってしまい、他の女性と関係を持ちたい欲求が生まれてしまうようです。

このタイプは、彼自身の魅力に対する「不信感」が元凶。よく言えば一度きりの過ちで長引くことはなく、悪く言えば浮気が判明しにくいのが特徴です。しかし、自信をつけたく浮気という手段に走るのは良くない傾向。常に彼の長所を褒めてあげるよう心掛けましょう。

「生粋の女性好き」タイプ

意外にも気付きにくいのが、この浮気タイプ。一見、先ほどのタイプと似ているようですが、違いはもともと女性好きである点。自信のない「市場価値お試し」タイプと比較しても、昔からモテてきた実績や女性ウケがいいことを自覚していることが多い傾向にあります。

気持ち的に「様々なタイプの女性と知り合いになりたい」「できるだけ多くの女性と付き合いたい」と思いながら行動しています。彼からすると「男性の本能的な感覚」のため、後ろめたい感情のわかりにくさがタチの悪いポイント。付き合う前から、交友関係などをチェックするとよいでしょう。

「彼女の代役を求める」タイプ

「彼女の前で弱気な自分を見せたくない」と語る男性に多いのがこのタイプ。仕事や人間関係など、自分がつらい状況で彼女に負担をかけるのを恐れ、他の女性に甘えてしまうことが原因となります。自分を理解し、手放しに励ましてくれる女性を強く求めた時に起こります。

彼女である女性からしてみれば「男友達を頼れよ!」という気持ちになるのもわかります。しかし、彼らが欲しているのはあくまでも「彼女の代役」。代役を立てられずに済むよう、お互いに弱い部分をさらけ出し、愚痴を言い合えるような関係を築くことが必要です。

「性欲解消=ストレス発散」タイプ

悲しいことに、一度限りの関係やちょっとした浮気は風俗と変わらない、と捉える男性が一定数いるのも事実。そしてこのタイプの男性は、やましい思いを抱きにくいため表に出にくいのが特徴です。

このタイプがとくに厄介なのは「性欲解消は浮気でない」と割り切っている点。そのため、男性同士との交友と差が出にくい傾向にあります。見極めには、彼と近しい間柄でありながら浮気を是としない友人の協力が不可欠。付き合いを続けたければ、綿密なコミュニケーションを取りたいものです。

「悪魔がささやいた」タイプ

まったく予想が付かない、最も恐れるべき浮気タイプ。原因を突き詰めようとしても「つい魔が差した」以外に言いようのない状況を指します。どうしても浮気癖の直らない人は、恋愛依存症の可能性大。いわゆる「恋の成就までを楽しんでしまう」タイプです。

また、彼女と一瞬たりとも離れたくないという叶わぬ思いから、別の女性と浮気をしてしまう場合もあるようです。しかし、この恋愛からいい結果を得られにくいのは当然のこと。長くお付き合いをしたい場合は、早急に話し合う場を設けるべきといえます。

根本的な浮気の解決には、話し合いが必要不可欠。彼に聞いて確かめる前に、考えられる原因を絞って心構えをすることで、その後の対処に役立つかもしれません。

(mimot.(ミモット)/ 花輪 えみ)

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