町営住宅の家賃滞納者を提訴 矢巾町、明け渡しなど要求

 矢巾町は、町営住宅の家賃を長期滞納した男性について、住宅の明け渡しと家賃の支払いを求めて提訴する。町が家賃滞納者を訴えるのは初めて。

 町によると、男性は2年程度、滞納し、毎月の督促や催告などに応じなかった。半年以上、居住実態がない。10月に明け渡しを求める内容証明郵便を送付したが受取人不在で、直接住宅に届けたが期限までに返答がなかった。

 14日の町議会本会議で提訴に関する議案を可決した。

© 株式会社岩手日報社