南野フル出場のモナコが最下位相手に痛恨の黒星…今季初連勝のリヨンは暫定ながら最下位を脱出【リーグ・アン】

[写真:Getty Images]

南野拓実の所属するモナコは15日、リーグ・アン第16節でリヨンと対戦し0-1で敗戦した。南野はフル出場している。

リーグ戦2連中の3位モナコ(勝ち点30)が、前節2勝目を挙げた最下位リヨン(勝ち点10)をホームに迎えた一戦。モナコの南野は[3-4-2-1]の2シャドーの右で先発している。

立ち上がりから一進一退の展開が続いたが、モナコは12分に南野のパスでDFの裏に抜け出したバログンがボックス左まで切り込みシュート。さらにGKアントニー・ロペスが弾いたボールにディアタが詰めるも、シュートはミートせず。

先制のチャンスを逃したモナコは、直後の14分にピンチ。トリソの縦パスで左サイドを突破したシェルキがボックス左手前からクロスを入れると、ゴール前に抜け出したヌアマがGKケーンをかわしてネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定となった。

その後は膠着状態が続く中、モナコは37分に南野のパスで左サイドを抜け出したヤコブスのの折り返しをボックス中央左のアクリウシェが落とし、最後はバログンがシュート。さらに41分には、アクリウシェがボックス手前からコントロールショットでゴールを脅かしたが、共にシュートはGKアントニー・ロペスの好セーブに防がれた。

ゴールレスで迎えた後半、先にチャンスを作ったのはモナコ。53分、アクリウシェとのパス交換でペナルティアーク左横まで侵入したカマラが強烈なミドルシュートを放ったが、これは右ポストに弾かれた。

後半の主導権を握るモナコは65分、カマラとのパス交換からボックス内に侵入したバログンがシュートを放つが、これは枠の左。さらに77分には、ディアタの右CKからフォファナがヘディングシュートでゴールに迫ったが、これもわずかに枠の左に外れた。

その後、両チーム共に選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。そんな中、リヨンは試合終盤の85分にスコアを動かす。メイトランド=ナイルズの縦パスからボックス右横に抜け出したカデウェレがダイレクトで折り返すと、ボックス右で再び受けたメイトランド=ナイルズの折り返しを最後はジェフィーニョがゴールに流し込んだ。

結局、これが決勝点となり0-1でタイムアップ。上位勢のモナコを下したリヨンが今季初の連勝で暫定ながら最下位を奪取した。

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