思いと一緒に、年賀状投函 山形でセレモニー

思いを込めて書いた年賀状を投函する園児たち=山形市・山形南郵便局

 2024年の年賀状投函(とうかん)の受け付けが15日、全国一斉に始まった。山形市の山形南郵便局(佐々木保博局長)ではセレモニーが行われ、訪れた市民や子どもたちは「良い年に」との思いを込めて仕上げた年賀状を特設ポストに入れていた。

 セレモニーでは、ひまわりこども園(同市片谷地)の年長児26人が元気な演奏と合唱で花を添えた。園児に続き、訪れた市民も次々と年賀状を投函。先着50人に、辰(たつ)年にちなみ、頭文字が「た」の食品として、卵などがプレゼントされた。

 同市南松原1丁目のパート従業員後藤友幸さん(41)は「普段なかなか会えない親友や家族に宛てて、新しい年が互いに良い年になるようにと願いを込めて書いた」と話した。

 年賀状は25日までに投函すると元日に届く。

© 株式会社山形新聞社