年末年始特別警戒の一環で、県警や宇都宮市、同市今泉地区連合自治会など7団体は15日夜、JR宇都宮駅東口の歓楽街で合同パトロールを実施した。
県警の高木克尚(たかぎかつひさ)生活安全部長や佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長ら約60人が参加した。
「客引き行為追放」と書かれた緑色のたすきを身に着け、歓楽街周辺の約1.5キロを歩き、飲食店従業員らに「年末のパトロール中です」などと呼びかけた。交差点付近で路上駐車する車両には「危険なので移動してください」と注意した。
佐藤市長は「次世代型路面電車など街並みが変わってにぎわうのはうれしいが、安全安心には一層気をつけたい」と話した。高木部長は「よりよい街を目指し、市や地元住民らと協力していく」と強調した。