「エリザベスカラーの指輪を作りました」負傷した指に救世主 ネット反響も使い心地は「圧倒的に邪魔」

エリザベスカラーは動物が怪我の傷口をなめて傷を悪化させてしまうことを防ぐための保護具。たいていは首回りに巻いて使用するものだが、一風変わったエリザベスカラーがX(旧・ツイッター)で話題を呼んでいる。

「指を怪我したのでエリザベスカラーの指輪を作りました」。そう投稿したのは、クスッと笑えるアイデア作品をXで公開している八羽さん(@aoiwa_88)さん。作品の写真を見ると、ばんそうこうを巻いた人さし指の先に青い小さなエリザベスカラーが付いている。ばんそうこうで既に傷口は保護されているのだが、エリザベスカラーまでつける二段構えだ。

「指を怪我したのでエリザベスカラーの指輪を作りました」 八羽さんのX(@aoiwa_88)より

八羽さんに制作秘話を聞くと、常々「顔の長い犬って指に似ているな」と感じていたといい、それを具現化しようと、樹脂粘土を用いて作ったという。

投稿には15日時点で1.7万件のいいねに加えて、「ほしい」「めちゃくちゃ可愛くてほしい」「わりとマジでつけたい」という声もあった。しかし、八羽さんに使い心地を聞いてみると「使ってみて感じたことは、圧倒的に邪魔だということです。スマホも操作できないし、お箸も持てません」と致命的な不便さが露呈。傷口の保護はばんそうこうだけで十分そうだ。

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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