土石流災害の復旧・復興事業の説明会終了…6割の被災者と意見交換 今後も町内別の説明会などで被災者と対話 静岡・熱海市

静岡県熱海市の土石流災害の復旧・復興事業について、被災者の理解を得るため行われた地区別説明会の最終回が14日、開かれました。

地区別説明会は10月から7地区に分けて行われ、対象のおよそ120世帯のうち59世帯74人が参加。日程が合わずに出席できなかった10世帯にも個別で説明し、およそ6割の被災者と意見交換しました。11月までに10世帯21人が伊豆山に帰還する一方で、67世帯108人が区域外に生活拠点を移し、55世帯98人が避難生活を続けています。

静岡・熱海市 斉藤栄市長:「やっぱり、(帰還を)迷っている方が非常に多いんだなと。(河川・道路復旧について)必要な所は改善・修正していくというふうに考えている」

市は、来年1月に町内別の説明会や現地説明会を開くなど、今後も被災者と対話していくとしています。

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