紫波・JR古館駅前広場が完成 ロータリーなど整備し、安全に

JR古館駅前広場の完成を祝う関係者

 岩手県紫波町が整備を進めていたJR古館駅前広場の完成式典が13日、現地で行われ、関係者らが安全な交通環境の実現を喜んだ。

 約30人が出席。熊谷泉町長は「古館地域の交通結節点の利便性が大きく向上することを期待している」とあいさつした。

 広場と駐輪場(256台分)は駅東口の計30.3アールで、ロータリーを整備し、融雪装置を備えた歩道を設けた。照明灯も設置し、車の乗降や歩行者の安全性が高まった。2021年8月に着工し、先月完成。古館ニュータウンの自転車歩行者専用道路整備なども合わせた総事業費は約4億8千万円。

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