【朝日杯FS/穴ライズ】「上昇度はメンバー屈指、この人気なら買い」 単勝オッズ“2桁”確定の刺客

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■オーサムストローク

札幌のデビュー2戦はレースセンスこそ光ったが、決め手で劣り惜敗。仕切り直しの4回中山の未勝利は好スタートからそのままハナを奪うと直線は独走状態。2着馬に5馬身差の圧勝を飾った。

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前走・ベゴニア賞は先々を見据え、逃げ馬の直後に構える競馬。直線残り400m付近で早々と先頭に立つと、直後に迫るイクイノックスの半妹ガルサブランカを振り切った。

勝ち時計は1分37秒0と平凡、着差も半馬身差と派手な勝ち方ではないが、まだ余力を感じる強い内容。デビューからの上昇度はメンバー屈指の存在と言える。

前走・ベゴニア賞組は中2週ながら、ロゴタイプ、ダノンプラチナ、サトノアレスと優勝馬が多く、相性がいいローテ。大舞台での積極策で結果を残す坂井瑠星とも手が合いそうで、この人気なら狙いたくなる。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

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