ジェームズ・ガン監督 ヒーロー映画のカメオ出演に「カメオ・ポルノ」と批判 「話を台無しにするケースも」

ジェームズ・ガン監督は、スーパーヒーロー映画での無意味なカメオ出演を残念に思っていることを明かした。あまりにも多くの大ヒット作品が、登場する必要のないキャラクターの端役を追加することを「カメオ・ポルノ」と称して痛烈に批判。自身の新作映画『スーパーマン:レガシー』でそのようなことはしないという。

同監督はスレッズへこう投稿した。「つまりキャストの観点から見ると、これは大規模な映画ではないのです。主人公が1人の映画には他の登場人物がいることが普通で、いないことのほうがずっと珍しいです」「私はそれを『カメオ・ポルノ』と呼んでいますが、これは最近のスーパーヒーロー映画の最悪な要素の1つです。キャラクターが映画に出演する場合、話の筋としてそこにいる理由が必要だからです」「実際のカメオ出演は気にならないのです。それが一瞬だとしても構いません。気になるのはキャラクターを押し込むことによって素敵なストーリーを台無しにしてしまうことなのです」

そんなガン監督の『スーパーマン:レガシー』では、ロイス・レイン役にレイチェル・ブロズナハン、悪役のレックス・ルーサー役のニコラス・ホルトとともに、スーパーマンの新たな姿としてデヴィッド・コレンスウェットを起用、DC作品の世界へとリブートしていく予定だ。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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