金沢地方気象台は16日、石川県内で18日にかけて冬型の気圧配置が強まるとして、大雨や強風に警戒を呼び掛けた。17日は平地でも降雪が見込まれ、午後6時までの24時間降雪量は平地で最大5センチ、能登の山地で最大12センチ、加賀の山地で最大40センチを予想する。
●国道8号など通行止め可能性
北陸地方整備局は、国道8号津幡町九折―舟橋、小松市八幡インターチェンジ(IC)―東山IC、加賀市熊坂町―県境、国道160号七尾市大田町―大泊町の区間について、17日から大雪により通行止めの可能性があると発表した。
●金沢でビル外壁はがれる
16日の石川県内は低気圧の影響で雨や風が強くなった。午後7時までの最大瞬間風速は羽咋24.6メートル、かほく21.5メートル、金沢21.0メートルを記録した。
16日午後3時50分ごろ、金沢市野町1丁目の国道157号沿いの5階建てビルで、トタン製の外壁が強風の影響で屋上から2階部分まで、はがれ落ちた。午後9時半ごろには、同市野町3丁目の納屋で、外壁のトタン板が縦3メートル、横1メートルにわたってはがれた。いずれもけが人はいなかった。