島の食材で南仏料理を 新上五島で教室

講師に調理法を質問する参加者=新上五島町

 五島地区生活研究グループ連絡会上五島支部(川上不二子支部長、約30人)は12日、新上五島町榎津郷の離島開発総合センターで、地元産野菜を使った料理教室を開催。会員ら21人は南フランスの郷土料理「ラタトゥイユ」に取り組んだ。
 講師は「ホテルアオカ上五島」(青方郷)の支配人兼料理主任の古賀公章さん、レストランウミゴトホールマネージャーの中島進也さん。ズッキーニ、タマネギ、パプリカなどを煮込んだ「ラタトゥイユ」は、会員らが普段調理する煮物とは雰囲気や味わいが違うと興味津々。パンと一緒に試食すると「おいしい」という声が飛び交った。
 古賀支配人は「ラタトゥイユは野菜をふんだんに使い、手軽に作れる。新しいものに挑戦してもらい、やりがいがあった」。川上支部長は「ピザやパスタにからめるなどアレンジできそう」と話した。

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