46台のシミュレーターが集結。鈴鹿市庁舎で国内最大級のeモータースポーツ体験イベントが開催

 鈴鹿市と鈴鹿モータースポーツ友の会、鈴鹿市観光協会は、eモータースポーツ体験イベント『SUZUKA eMOTORSPORTS EXPERIENCE 2023』を12月16〜17日の2日間にわたり、鈴鹿市庁舎1階市民ロビーにて開催する。

 若年層を中心に強い人気を誇るeモータースポーツを用いて、新たなモータースポーツファンの獲得、ファン同士の交流機会の創出を実現しながら、モータースポーツに関わる業界全体の魅力を『鈴鹿発』で発信していこうとする全員参加型のイベントとして開催される『SUZUKA eMOTORSPORTS EXPERIENCE 2023』は、初開催となった昨年に続き、今回が2度目の開催となる。

 イベントの最大のテーマは『EXPERIENCE (体験)』であり、そんな鈴鹿市の思いに共感したモータースポーツ、そしてeモータースポーツに携わる事業者が全国各地から集結。昨年の27台を大幅に上回る総勢46台のレーシングシミュレーターが一堂に会することとなり、その多くを来場者が無料で試乗できる国内最大のeモータースポーツイベントとして開催されることになった。

 また、開催初日となった16日にはD1ライツに参戦する田野結希、そしてゼンカイレーシング大阪所属ドライバーで、バーチャルドリフトからトップカテゴリーD1参戦を目指す川戸育真によるシミュレータードリフトデモ走行。そして、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権を戦った木村偉織、菅波冬悟、イゴール・オオムラ・フラガが登場したプロドライバートークショーやサイン会が行われた。

 そして、初めてレーシングシミュレーターに触れた方や、eモータースポーツ初級者を対象としたレース『SUZUKA Novice Challenge Race』が午前と午後に開催。老若男女さまざまな人が本格レーシングシミュレーターでのレースを楽しんでいた。

 開催2日目となる17日も引き続き、13時より各ブースでシミュレーター体験が行われ、17日には2021年、2022年の全日本スーパーフォーミュラ選手権チャンピオンである野尻智紀が来場。オオムラ・フラガらとともにスーパーフォーミュラトークショーに登壇する。

 さらには、会場を訪れたiRacingプレイヤーや出展eモータースポーツ事業者所属のプロeモータースポーツプレイヤーらも参戦するビッグレース『SeCR in SUZUKA eMotorsports Experience 2023』にも参戦予定だ。

 なお、『SeCR in SUZUKA eMotorsports Experience 2023』の使用ソフトウェアはiRacing。マシンはSF23となり、固定セッティングはスーパーフォーミュラやスーパーGT GT500などでエンジニアリングを担当してきた一瀬俊浩エンジニア監修となる。

 リアルレース、そしてeモータースポーツファンにとっても注目を集めるeモータースポーツ体験イベント『SUZUKA eMOTORSPORTS EXPERIENCE 2023』は、17日まで鈴鹿市庁舎1階市民ロビーで開催される。

 イベント詳細は鈴鹿市公式サイトを確認してほしい。

■鈴鹿市公式サイト『SUZUKA eMOTORSPORTS EXPERIENCE 2023』案内
URL:https://www.city.suzuka.lg.jp/topics/files/6616.html

木村偉織、菅波冬悟、イゴール・オオムラ・フラガが登場したプロドライバートークショー
木村偉織、菅波冬悟、イゴール・オオムラ・フラガが登場したプロドライバートークショー

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