埼玉県狭山市南入曽の市立山王保育所(横川三千代所長)で14日、餅つきが行われ、4歳児と5歳児の組の園児29人が挑戦した。季節の伝統行事を大切にしてほしいと実施した。
園庭に用意されたうすに、職員がもち米3キロを入れた。園児が代わる代わるにきねを持ち、「よいしょー」などと声をかけながら餅をついた。つき上がった餅は片栗粉をまぶして円形に整え、2段重ねの鏡餅にした。
女児(6)は「楽しかった。餅をつくと、ぺたんとなった。なぜなのか不思議だった」と話した。鏡餅は正月明けに割って、園児に披露するという。