縁起の良い年の瀬を願い 「七福神もちつき」 岡山湯郷ベルの選手も一緒に餅つき/岡山・津山市 

縁起の良い年の瀬を願うイベント「七福神もちつき」(同実行委主催)が16日、岡山県津山市のソシオ一番街で開かれ、大勢の市民らでにぎわった。

美作国七福神霊場会に所属する七つの寺で祈とうしたもち米を使った杵つき餅や金箔(きんぱく)入りぜんざいなどを販売。オープニングセレモニーでは、岡山湯郷ベルで津山市出身の内田好美さん、小林亜耶奈さんら選手7人が七福神に扮して登場し、掛け声をかけながら餅つきをした。さらに同霊場会僧侶らがご法楽をし、無病息災や疫病退散の願いを込めて場内を練り歩いた。

ストリートには正月用の果物やお飾り、肉まん、焼き菓子、地場産のオーガニック野菜など露店が並び、家族連れらが通りを歩きながら買い物や飲食を楽しんだ。このほか、サンタクロースとの撮影会や街頭紙芝居、自衛隊による車両展示なども好評だった。

友人と訪れた美作大学3年の井上碧さんは「さまざまな露店が並んでいて巡るのが楽しい。通りに人だかりができていて良いですね」と話した。

無病息災などの願いを込めて通りを練り歩く僧侶ら

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