チョットとしか飲んでなくても「それ、犯罪です」 飲酒運転根絶ステッカーを短大生がデザイン

自作の飲酒運転根絶のステッカーを見せる牧寄さん(向日市上植野町・向日町署)

 京都府警向日町署などは忘年会シーズンに合わせ、飲酒運転の根絶を訴える広報ステッカーを製作した。デザインを担当した京都西山短期大(京都府長岡京市粟生)の関係者も参加した披露式が、向日市上植野町の同署で開かれた。

 同短大メディアIT・ビジネスコースが協力。短期間に学生5人から作品が寄せられ、そのうちの1点を選んだ。

 デザインは黄色地に黒字で「ちょっとしか飲んでないから大丈夫?」の言い訳と「それ、犯罪です」の「犯罪」を赤字で全体を大文字で表現、「飲酒運転はやめましょう」と訴えた。ステッカーは縦17センチ、横3.5センチで100枚を製作。管内のコンビニエンスストアや酒類販売店約50店舗に貼ってもらう。

 同短大への感謝状の贈呈式もあった。作者で1年の牧寄清紘さん(19)は「飲酒運転は絶対にやめるべきだ。迷惑をかけ自分の命も落とす」と訴えた。

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