MOTOBUM HONDA、荒川晃大を含む全員継続参戦決定。ST1000&ST600でダブルタイトルを狙う/全日本ロード

 12月16日、全日本ロードレース選手権ST1000クラス、ST600クラスに参戦しているMOTOBUM HONDAを運営するモトバムレーシングが都内で『モトバムレーシング 2023 感謝祭』を開催。2023年シーズンの報告と2024年シーズンの体制発表を行った。

 2023年シーズンにST1000クラス1年目ながら速さを見せ最終戦での優勝を含むランキング2位となった荒川晃大は、引き続きST1000クラスに参戦。松川泰宏に加え、伊藤元治がステップアップし、3台体制でST1000クラスにエントリーする。伊藤は、チームエトワールのスタッフとしてFIM世界耐久選手権(EWC)の現場に行くことも発表した。

荒川晃大(MOTOBUM HONDA)

 荒川は「2023年は、初めてのST1000クラスだったので不安もありましたが、チームを始め、多くの方のサポートのおかげで成長できたシーズンになりました。まだまだ課題はあるので、もっと速く走ることができるように努力し、2024年はシリーズチャンピオンを狙います!」と力強くチャンピオン宣言。

 ST600クラスには、鈴木光来、青田魁、櫻井賢一が継続参戦する。

「2024年もST600クラスに参戦させてもらえることをチーム、応援してくださっている皆様に感謝いたします。2023年シーズンは、荒川選手の後を受けてタイトルを防衛したかったのですが、まだまだ力不足な部分があったので、2024年こそ、チャンピオンになれるように成長していきたいと思っています。応援よろしくお願いいたします」と鈴木。

 2024年も2023年と同じメンバーでエントリーすることになったMOTOBUM HONDA。2023年からレース活動を支えて来た岡部信之氏がモトバムレーシングの代表取締役となり、さらに結束。2024年シーズンも、ST1000クラスとST600クラスを盛り上げてくれそうだ。

伊藤元治(MOTOBUM HONDA)
モトバムレーシングの岡部信之代表取締役

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