「大切にいただいてほしい」 高校生が約2年かけて育てた「黒毛和牛」を販売 広島

地元で生産された牛肉を味わってもらおうと、県内の高校生が育てた「和牛」が広島市内で販売されました。

商業施設の精肉売り場で販売されたのは、A5ランクの「黒毛和牛」です。地元の牛肉を食べてもらい、地産地消を進めようと、広島県立庄原実業高校の生物生産学科の生徒たちが約2年間かけて育てました。販売2日目の17日は、生徒たちも売り場に駆け付け、牛肉をPRしました。

買い物客
「すき焼きにしようかなと思っていて、ぜいたくですが楽しみ。おいしそう」

県立庄原実業高校 児玉真梨菜 さん(2年生)
「実際に自分たちで飼育をして、そこから販売に至るまでの過程を感じられて、いろんな人の手がかかっていることを知れた。命が関わっているので、命を大切においしくいただいてほしい」

高校生が育てた「黒毛和牛」はなくなり次第、販売終了ということで、売り場は試食や買い求める人たちでにぎわいました。

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