茂木でイチゴ狩り始まる 観光イチゴ園「美土里農園」 ルビーのような大粒に笑顔

親子そろって大粒のイチゴを頬張る来園者

 【茂木】深沢の観光イチゴ園「美土里農園」で今季のイチゴ狩りが始まった。17日も県内外から多くの家族連れなどが訪れた。

 同園にはイチゴ狩りハウスが計20棟あり、15棟で「とちあいか」、5棟で「とちおとめ」を栽培している。夏の猛暑で今季は苗全体の生育が昨季より10日ほど遅れたが、実の付きは順調で、15日からまず「とちあいか」のハウスを開放。この日も来園者は大粒で甘く真っ赤なルビーのようなイチゴを思う存分味わった。

 家族3人で来た真岡市熊倉町、製造業篠田信章(しのだのぶあき)さん(40)は「ここは味も大きさも他のイチゴ狩りの比ではない」と驚いた様子。妻実那(みな)さん(39)は長男旺芽(おうが)ちゃん(4)と大きな実を口に運びながら「ずっとこの日を楽しみにしていた」と笑顔を見せた。

 同園のイチゴ狩りは最盛期の2月までは中学生以上60分間2500円。5月まで営業。予約優先で受け付けている。(問)同園080.7064.1115。

大粒のイチゴを満足そうに手に取る親子
大粒のイチゴを楽しそうに口に運ぶ親子

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