「兵庫維新の会」代表選、片山代表が一騎打ち制し再選 任期は2024年1月から2年

兵庫維新の会代表選で再選し、あいさつに立つ現代表の片山大介参院議員=17日夜、神戸市内

 日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は17日、任期満了に伴う代表選を神戸市内で行い、現代表の片山大介参院議員(57)=兵庫選挙区=を選んだ。任期は来年1月から2年。

 10日に告示された代表選には、片山氏と市村浩一郎衆院議員(59)=兵庫6区=の2人が立候補。県内選出の国会議員と地方議員ら特別党員計108人が投票し、有効投票数106票のうち片山氏が55票、市村氏が51票だった。

 片山氏は慶応大理工学部卒業後、NHKに入局し、2015年に退職した。翌16年の参院選で兵庫選挙区から初当選し、22年に再選した。

 片山氏は代表選後のあいさつで「(僅差の結果は)不信任の部分はあったと思うので、直すべきところはしっかりと直したい。来年も多くの選挙が控えており、一致団結して乗り越えていきたい」と強調した。(金 旻革)

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