【台湾】11月の人民元建て預金、約10年ぶり低水準[金融]

台湾の中央銀行が15日発表した2023年11月末時点の外国為替取扱銀行(DBU)と国際金融業務支店(オフショア銀行部門、OBU)の中国・人民元建て預金残高は計1,332億8,400万人民元(約2兆6,680億円)で、13年10月(約1,232億人民元)以来10年1カ月ぶりの低水準となった。前月末から35億2,100万人民元(2.6%)減った。減少は16カ月連続。

内訳はDBUが1,024億500万人民元で、前月末から44億1,500万人民元(4.1%)減少。OBUは308億7,900万人民元で8億9,400万人民元(3.0%)増えた。

11月の人民元建て送金は1,413億4,600万人民元で、前月から35億9,100万人民元(2.6%)増えた。

11月末時点のDBUは65行、OBUは56行。

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