浅野拓磨がピッチに投げ入れられたチョコレートを試合中に拾って食べ、直後に今季5ゴール目 「チョコレートがパワーをくれた」

写真:浅野はチョコをつまみ食いした直後にゴールを決めた ©Getty Images

日本時間12月16日、ブンデスリーガ第15節のボーフムとウニオン・ベルリンの試合が行われ、浅野拓磨のシーズン5ゴール目もありボーフムが3-0で勝利した。この試合での浅野のとある行動が話題となっている。イギリス『ミラー』が報じている。

ブンデスリーガを運営するドイツサッカーリーグは、今後20年間の放映権と引き換えに外国の資本家から投資を受ける契約を結んだ。これに対しウニオン・ベルリンのサポーターが、抗議の一環としてコインを模したチョコレートなどをピッチに投げ入れた。

浅野は前半のアディショナルタイムに、ピッチに落ちていたコイン上のチョコレートを拾うと包装紙を剥がし、それを食べたのだ。そして直後のコーナーキックのチャンスから浅野がゴールを決めてチームに先制点をもたらした。

試合後、浅野はこのように語った。

「チョコレートがパワーをくれた。落ちてたから、それを拾って食べたんだ。お菓子は大好きだけど、普段は食事に気を遣ってあまり食べないんだ」

この試合は、サポーターがチョコレートやテニスボールを投げ入れたため、試合は一時中断される事態となった。ブンデスリーガでは、他の試合でもサポーターの抗議活動によって試合が中断される事態が相次いでいる。

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