チェルシー、エンクンクがついにメンバー入り 一方でGKサンチェスが負傷離脱

写真:ついに新天地での公式戦デビューなるか

チェルシーに所属するフランス代表FWクリストフェル・エンクンクが、現地時間12月16日に行われるプレミアリーグ第17節のシェフィールド・ユナイテッド戦でメンバー入りするようだ。イギリス『BBC』電子版が伝えている。

エンクンクはライプツィヒに所属していた昨シーズン、ブンデスリーガでは25試合に出場して16ゴールを記録。2022年3月にデビューしたフランス代表でもここまで10試合に出場している。

こうした活躍が評価され、今夏ライプツィヒから5200万ポンド(約93億8170万円)の移籍金でチェルシーに加入。プレシーズンマッチでは5試合で3ゴールを記録するなど好調ぶりを発揮していたが、アメリカのシカゴで行われたドルトムント戦でマッツ・フンメルスと競り合った際に左ヒザを負傷。その後、手術を受け、現在に至るまでチェルシーでの公式戦には出場していなかった。

しかしシェフィールド・ユナイテッド戦に向けての会見で、マウリシオ・ポチェッティーノ監督はエンクンクのメンバー入りを明言。現在のエンクンクについて「イングランドでのプレーの“感触”をつかめるようになった」と語り、彼の戦線復帰についてこのように喜んだ。

「我々にとっても、チームメートにとっても、そしてファンにとっても重要な選手が初めてメンバーに加わった。これは大きなモチベーションになる」

「私たちにとって非常に喜ばしいニュースだが、だからこそ今は冷静に、落ち着いていなければならない。彼に余計なプレッシャーをかけたくないからね」

エンクンクの復帰という喜ばしいニュースがある一方、ポチェッティーノ監督はスペイン代表GKロベルト・サンチェスがヒザの負傷で少なくとも12月下旬まで離脱することを明かしている。

今夏、アメリカMLSのニューイングランド・レボリューションから加入したセルビア代表GKジョルジェ・ペトロヴィッチが代役を務めることになるが、指揮官は「もちろん彼のことを信頼している。彼がチェルシーに来たのはポテンシャルがあるからだ。我々が望むようなパフォーマンスをしてくれると信じている」と期待を寄せた。

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