●3区黒川が区間賞 6分53秒
●監督「大勝利よくやった」
第31回全国中学校駅伝大会は17日、滋賀県希望が丘文化公園で行われ、女子（5区間12キロ）で富山代表の大沢野（富山市）が43分5秒で準優勝した。3区（2キロ）の黒川志帆（2年）が6分53秒で区間賞を獲得した。大沢野は昨年に県勢の過去最高となる4位の成績を残し、2年連続で順位を更新した。男子（6区間18キロ）の入善は1時間0分50秒で25位だった。
●男子・入善健闘25位
大沢野は1区（3キロ）で長森結愛（2年）がトップとわずか1秒差の10分19秒の2位と好発進した。2区（2キロ）の前田杏柚（3年）は3位でつなぎ、3区で黒川が力走して先頭に立った。4区（2キロ）の大毛利さくら（2年）が2位で粘り、最終5区（3キロ）の笹川愛唯（1年）が順位を守り切った。
水間英文監督は「大勝利。よくやった。チーム状況は良いとは言えなかったが、持っている力を出してベストのことができた」とねぎらった。
男女ともに京山（岡山）が初優勝した。男子は58分3秒、女子は42分16秒で制した。男女同時優勝は第26回の桂（京都）以来2度目。
●中能登が男子3位
石川県勢は3年連続でアベック出場した中能登の男子が3位に入り、一昨年の29回大会で同校がマークした石川県勢最高順位に並ぶ好成績だった。女子は22位だった。
