優勝、昇進祝い「よいしょ」 来年の活躍、健康祈る 高岡・伏木相撲愛好会が餅つき

餅をつく優勝力士=高岡市伏木本町の伏木国技館

 伏木場所大相撲(富山新聞社共催)を主催する伏木相撲愛好会は17日、高岡市伏木本町の伏木国技館で伏木場所の優勝などを祝う餅つきを行った。優勝力士や慶事があった会員ら約30人がきねを振るい、来年の活躍や会員、家族の無病息災を祈願した。

 幕内で初優勝の駒王(國分康弘、中道部屋)や西大関から東大関に昇進した桶ノ谷(桶谷知生、駅前部屋)らがまわし姿で「よいしょ」と餅をつき、参加者がつきたての餅を味わった。

 十両女子で優勝した吉岡愛奈さん(愛奈の風、古府小4年)も元気よくきねを振るい、「来年に向けてたくさんご飯を食べて力を付けたい」と笑顔を見せた。

 高橋正剛会長は4年ぶりに伏木場所が開催された今年を振り返り、「大成功に終わってよかった。若い力を借りてさらに盛り上げたい」と意欲を示した。

  ●来年は古府小で

 16日、伏木相撲愛好会の理事会が開かれ、来年の伏木場所を9月1日、古府小で開催することなどを申し合わせた。1月1日に伏木神社で土俵入りを行うことや、桶ノ谷が新力士会長となる役員案も話し合った。

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