【大田原】第51回芭蕉(ばしょう)の里くろばねマラソン大会(市主催)が17日、市黒羽運動公園を発着点に開かれ、市内外のランナー約1千人が八溝の山々のもと、思い思いのペースで走りを楽しんだ。
大会は初冬の風物詩。小学生から80代の参加者が部門ごとに2~10キロのコースに挑み、沿道からは盛んに声援が送られた。
60歳以上男子の部(5キロ)で2位に入った須賀川、農業菊池徹(きくちとおる)さん(68)は、高校生の時から51回全てに参加し、参加者中で唯一の「皆勤」。「地元の大会を楽しみにしている。健康で丈夫な限り、続けたい」と汗を拭った。
壬生町壬生東小2年の山田桜雅(やまだおうが)君(8)は、父城都(じょうと)さん(45)と親子ペアの部(2キロ)で優勝した。「風があったが、走り出すと気にならなかった。優勝できてうれしい」と笑顔を浮かべた。