【佐伯】佐伯市宇目振興局公認の「宇目PR大使」が誕生した。初代大使は宇目緑豊中の坂上叶和(とわ)さん(14)=3年、川野瑚白(こはく)さん(13)、川野彩実(あみ)さん(14)=いずれも2年=の3人。16日から活動を開始し、地域の魅力を売り込もうと張り切っている。
今秋に地域おこし協力隊員として宇目地域に赴任した阿草祐己さん(44)が、中高生を対象にしたキャリア教育や地域の活性化策として企画。宇目在住の生徒、保護者に呼びかけ、3人が手を挙げた。
今月上旬に同振興局で着任式があり、阿南久米昭局長が「次世代を担う皆さんのPRに期待します」とあいさつ。任命証を手渡した。
3人はディレクター役の阿草さんと共にショート動画を作り、交流サイト(SNS)で国内外に宇目の魅力を発信する。第1弾の完成は来年1月下旬を目指すという。
「宇目には美しい場所がたくさんある。多くの人に知ってもらうため、住んでいる私たちがアピールしていきたい」と3人。阿草さんは「地域の人たちと長く続けていければ」と話した。