「とびきりの笑顔でお迎えしたい」 荘内神社、臨時巫女の研修会

臨時の巫女が接客の練習をした研修会=鶴岡市・荘内神社

 例年初詣でにぎわう鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で17日、元日から臨時の巫女(みこ)を務める高校生の研修会が開かれた。

 同神社では繁忙期に合わせ来月1日から15日までの期間限定で、高校生と大学生の計18人を巫女として採用。この日の研修は地元在住の高校生が対象で、参加者は身だしなみの整え方や縁起物の種類などを学んだ。

 参詣者への接し方の練習では「ようこそお参りくださいました」「お納めください」といった言い回しを覚え、本番に備えた。鶴岡中央高1年佐藤萌花さん(15)は以前から神社の仕事に興味があったといい、友人と一緒に初めて応募。「とびきりの笑顔でお迎えしたい」と目標を口にした。

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