B1長崎ヴェルカ、連敗 A東京に84―94

【長崎ヴェルカ-A東京】第4クオーター4分、ヴェルカのパーキンズがシュートを放つ=県立総合体育館

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第12節最終日は17日、長崎市の県立総合体育館などで11試合が行われ、長崎ヴェルカは東地区のA東京に84-94で敗れた。同一カード初の連敗となり、通算12勝9敗で西地区4位に後退した。
 第1クオーター、ヴェルカは第1戦同様に3点シュートが低調だったが、馬場、ブラントリーらのドライブで得点を重ねた。15-20とリードされて入った第2クオーターもA東京ペース。外角シュートで連続得点を許し、9分に29-44と15点差をつけられた。ヴェルカもパーキンズのゴール下などで反撃したが、堅守をなかなか崩せず、35-47で折り返した。
 第3クオーターは開始直後からブラントリー、馬場が3点シュートを決め、さらにボンズが速攻から3連続得点。4分に50-51と1点差まで詰め寄った。69-74で入った第4クオーターは4分、狩俣の3点シュートで再び1点差に。その後は3点シュートを打ち合う展開の中、A東京に精度で上回られて再び点差を広げられた。
 西地区は琉球が広島を下して、通算17勝4敗で首位をキープ。中地区の信州を破った島根がヴェルカをかわして3位に浮上した。
 第13節は20日、各地で12試合を実施。ヴェルカはアウェーで琉球と対戦する。

© 株式会社長崎新聞社