全日本バレー高校選手権 1月4日開幕 男子・大村工、女子・純心女

全日本バレーボール高校選手権 男子、女子のトーナメント表

 第76回全日本バレーボール高校選手権(来年1月4~8日・東京体育館)の組み合わせ抽選会が3日、東京都内で行われ、長崎県男子代表の大村工は1回戦で山形中央、女子代表の純心女は1回戦で長岡商(新潟)と対戦することが決まった。
 男子の第1シードは前回王者で夏のインターハイも制した駿台学園(東京)。第2シードは前回2位の鎮西(熊本)、第3シードは夏4強の福井工大福井、第4シードは前回4強で夏8強の習志野(千葉)が選ばれた。
 長崎県予選で2連覇した大村工は、1回戦を突破すれば洛南(京都)-新田(愛媛)の勝者と対戦。洛南はインターハイ準優勝の東山を府予選の決勝で倒している。福井工大福井とも同じパートで、難しい試合が予想されるが、勝ち進めば波に乗っていけそうな相手が並んでいる。今季、チームが目標に掲げてきた日本一に向けて真価が問われる組み合わせとなった。
 女子の第1シードは前回王者で夏は16強の古川学園(宮城)。第2シードはインターハイと秋の国体で2冠を達成した下北沢成徳(東京)、第3シードは夏2位の東京都市大塩尻(長野)、第4シードは前回準優勝の誠英(山口)が入った。
 県予選で48年ぶりの頂点に立った純心女は、1回戦を突破すれば金蘭会(大阪)-三重の勝者が待つ。金蘭会はインターハイこそ決勝トーナメント2回戦で敗れたが、国体で準優勝するなど屈指の強豪。古川学園とも同じパートで、大村工と同様に厳しい組み合わせとなった。下北沢成徳に敗れた夏の全国経験も生かして、まずは初戦を抜けて難敵にぶつかりたい。
 大会は男女それぞれ52校が出場してトーナメントで競う。昨年は新型コロナウイルスの感染対策として準々決勝まで無観客だったが、今回は制限なしで行われる。

© 株式会社長崎新聞社