兵頭功海「『下剋上球児』は間違えなく僕の人生を変えてくれた作品です」

ドラマ『下剋上球児』(TBS系)の投手役で話題の俳優の兵頭功海が17日、都内でファースト写真集『かつ』(ワニブックス)の発売記念イベントを開催した。2021年から約2年をかけて、さまざまな兵頭の表情を迫った写真集であり、故郷の福岡へのプライベート旅など兵頭の魅力が詰まった内容になっている。

写真集を発売された気持ちを聞かれた兵頭は「発売できるかわからない状況の中『25歳になったら写真集を出したいな』という思いから撮影を始めました。『下剋上球児』などの作品のおかげで、少しずつ皆さまに知っていただき、無事発売することができホッとしています」とコメントした。写真集を手に取った感想については「すごいものができたなと。2年前から撮り続けてきたので、役によって見た目も変わるので、いろんな顔をしています。これはたくさんの人に見てもらわないとなというプレッシャーを感じるような重みのある1冊です」と話してくれた。

撮影での印象的なことについて聞かれると「プールで平成のギャル男みたな写真を撮ったんですよ。髪をくくって、水着でパーカー着て、足首にミサンガ付けて、プールにも飛び込んで、はっちゃけながら撮影したのが楽しかったです」と振り返った。地元での撮影については、「なかなか地元に帰れていなかったので、母校とか学生のとき遊んでいた街や行きつけの焼肉屋さんに、地元の友達と行きました。家族にも見学してもらいながら撮影もしていました。素の僕を切り取ってもらえたことがいい思い出です」と振り返った。

写真集のタイトル『かつ』の意味について聞かれると「僕は友達や家族から『かつ』と呼ばれることが多いんですよ。あとは、俳優かつ兵頭功海というか、演じているわけではないですけど、いろんな役を容姿になっているので、僕だけど僕じゃないという意味も込めています。これから俳優を続けていくうえれ、勝っていくという言葉にもかけています」と説明した。

本日最終回(17日)を迎える『下剋上球児』については「間違いなく僕の人生を変えてくれた作品です。高校3年までずっとやってきた野球をここまで活かせる作品はなかなかないと思うし、日曜劇場という憧れのステージに出演できました。実際に高校の時に目指していた甲子園を目指せる話しだったので、やってきたことが繋がったし。これからの僕を変えてくれる作品になったと思います」と語った。役者を始めて5年という節目を迎えたが、「ちゃんと一歩ずつ進んでこれました。悩んだ時期もありましたが、地道に頑張ってきたことが、5年目でようやく繋がってきた思います」としみじみ。

2024年の抱負は「今年の経験を活かして、もっともっと兵頭功海を知ってもらえるような役に出会って露出を増やしていきたいです。今しかできない恋愛モノをやりたいですね。年を取るとそれで味が出て違う作品には出てくれるとは思いますけど、若いうちにしかできない恋愛モノにチャレンジしたいです」とアピールした。プライベートでは「海外に行きたいです。僕は台湾とのハーフなので、中国や台湾は家族とよく行っていたのですが、カタカナの国にあまり行ったことがないんですよ。アメリカとか1回は行ってみたいです。もし次に写真集を出せるならカタカナの国に行きたいです」とアピールした。

© 株式会社ジェイプレス社