”植樹”テーマに 小中高生が競うロボットコンテスト 「レベルの高さに驚き」/岡山・津山市

第28回つやまロボットコンテスト「岡山緑化計画! 植樹ロボコン」(津山市主催、ザ・チャレンジ実行委員会主管)が17日、岡山県津山市の津山総合体育館で開かれ、小中学生19チーム、高校一般24チームが工夫を凝らしたロボットで白熱した競技を繰り広げた。

岡山県で来年全国植樹祭が開催されることから、今年のテーマは「植樹」。小中学生の部は製作キットを基にした独自仕様、高校一般の部は規定に合わせてそれぞれ製作したマシンで県内外、国外のタイ、シンガポールを含め約200人が参加した。

このうち高校一般の部は、7メートル四方のコートの中心に山に見立てた3段の植樹ゾーンにスポットを設け、自陣の苗木アイテムを植えた数を予選2分、準決勝・決勝3分間で競った。それぞれオリジナリティーあふれるロボットを操作し、ギャラリーの注目を集めていた。

初めて観覧したという自営業・山本健太郎さん(42)=津山市=は「動きや質感が素晴らしく、レベルの高さに驚いた。皆さんの将来が楽しみですね」と話していた。

同ロボコンはものづくりに対する機運の高揚を図り、地域産業の活性化につなげようと毎年開催。

上位入賞チームは次の通り。
【高校一般】▽優勝(津山ロータリークラブ賞)=ロボコンハウス(ロボコンハウス)▽準優勝=菖一技術研究会(菖一技術研究会)▽3位=ニーアンポリテクニック(シンガポール)▽技術賞=駆け抜ける風(駆け抜ける風)▽アイデア賞=天伯之風(天伯之風)▽デザイン賞=しまろぼ(しまろぼ)
【小中学生】▽優勝(津山ロータリークラブ賞)=チーム名TTTチンアナゴ(TTTこどもパソコンプログラミング教室)▽準優勝=津山高専STERA(津山高専STERA人材育成塾)▽3位=teamあいだ(英田中学校)▽技術賞=ハッピーパウダー同好会(津山東中学校)▽アイデア賞=The・Genius・MООN(The Genius NPO)▽デザイン賞=ゆいあおグループ(東小学校)

小中学生の部の競技

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