「また一階級上げてチャンピオンに」さらなる高みへ ボクシング全国2連覇の小学生

全国大会で2年連続優勝し京都市スポーツ大賞を受賞した金子さん(13日、京都市中京区・市役所)

 京都市はこのほど、9月にボクシングの全国大会で優勝した伏見区の藤ノ森小学校5年、金子翔一さん(11)にスポーツ大賞を贈った。

 金子さんは東京都で開かれた「ジュニアチャンピオンズリーグ全国大会」12歳以下男子37.5キロ級の決勝で、小学6年の対戦相手を判定勝ちで破った。

 4歳からボクシングを始めた金子さんは、昨年も同大会の男子35キロ級で優勝しており、初の連覇を達成した。スポーツ大賞受賞も2回目で、中京区の市役所で行われた表彰式で「今年は周りからのプレッシャーがすごくて緊張した。来年はまた一階級上げてチャンピオンになりたい」と意気込みを語った。門川大作市長は「厳しい練習を重ねて勝ち取った優勝で、今後の活躍がますます楽しみ」とたたえた。

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