東証反落、終値は211円安 日銀決定会合控えリスク回避

東京証券取引所

 週明け18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。終値は前週末比211円57銭安の3万2758円98銭。日銀が金融政策決定会合の結果を19日に発表するのを前に、投資家がリスクを避ける姿勢を強めた。

 東証株価指数(TOPIX)は15.42ポイント安の2316.86。出来高は約15億7300万株だった。

 市場では日銀が大規模な金融緩和策を維持するとの見方が多いものの、内容次第では外国為替市場で円高ドル安が進み、株式市場の重しになるとの警戒感が広がった。

 平均株価は一時400円超値下がりしたが、割安感の出た銘柄を買い戻す動きもあり、午後に下げ幅を縮めた。

© 一般社団法人共同通信社